未経験からエンジニア転職は可能!接客業からの成功体験と具体的なステップ
目次
1. 結論: 接客業からエンジニア転職は可能です!私の実体験からの学び
私のエンジニア転職の背景
私は接客業からエンジニア職へ転職しました。
以下は、私が転職活動を始めた時の状況です:
- タイピング: キーボードを見ながら文字を打てる程度
- ポートフォリオ: 無し
- 持っていたもの: エンジニアになりたいという強い思い
- パソコン使用歴: 無し(エンジニアの会社に採用されて初めてパソコンを購入)
このような状況でも、3社面接を受け、どの会社からも採用通知をもらうことができました。
スキルや経験がないからと不安になる必要は全くありません。
私が実際に取り組んだこと
- 明確な目標設定:
- エンジニアになりたい理由や動機を明確にしました。
- 技術に対する興味、将来のキャリアの展望、解決したい問題などを具体化。
- 学習リソースの活用:
- 履歴書の準備:
- スキルセット: 具体的な技術やツール、プログラミング言語を明記。
- 成果: 学習やプロジェクトを通じて得た成果や学びを強調。
- 面接対策:
- 自己PR: 未経験ながらも独学で学び、プロジェクトに取り組んできた努力をアピール。
- 技術質問: 基本的なアルゴリズムやデータ構造についての理解を確認。
- 実務経験: 接客業で培ったスキルがどのようにエンジニアリングに役立つかを説明。
エンジニアに転職してからの変化
エンジニアに転職してからの生活や仕事環境の変化についても触れておきます。
- 収入の向上: 初年度の年収は接客業時代よりも50万円以上アップしました。
- スキルアップ: 毎日の仕事を通じて新しい技術や知識を学ぶ機会が多く、自己成長を感じることができました。
2. エンジニア転職のメリットとは?
エンジニア転職には以下のような多くのメリットがあります。
自分次第で給料を上げていける
エンジニアとしてのスキルが向上すれば、給料も自然と上がります。
知識とスキルが評価され、収入が増えるのです。特に最新の技術を習得し続けることで、専門性を高め、希少価値の高い人材になります。
リモートワークが可能
エンジニアの多くはリモートワークが可能です。通勤時間を削減でき、仕事とプライベートのバランスを取りやすくなります。自宅やカフェ、さらには世界中のどこからでも仕事をすることができるため、自分のライフスタイルに合わせた働き方が実現できます。
キャリアの安定性
エンジニアは需要が高く、転職サイトに登録していると企業からスカウトが来ることも多いです。特にIT業界では、優れたエンジニアが不足しているため、未経験からでもチャンスは多くあります。年収400万円以上のオファーも珍しくなく、キャリアの安定性が高いです。
自己成長と挑戦
エンジニアとして働くことは、常に新しい技術やトレンドに触れ、学び続けることが求められます。これにより、自己成長を実感でき、仕事へのモチベーションが高まります。また、問題解決や新しいプロジェクトへの挑戦が日々の業務に含まれているため、飽きることなく仕事に取り組むことができます。
3. 接客業で培ったスキルがエンジニア転職後、どう活かせるか?
コミュニケーション能力・顧客対応力
接客業で培ったスキルは、エンジニアとしての仕事にも大いに役立ちます。プロジェクトチーム内でのコミュニケーションや、顧客との打ち合わせなどで重要な役割を果たします。具体的には以下のような場面でそのスキルが活かされます:
- チームミーティング: 効果的に意見を伝え、他のメンバーと協力して問題を解決する能力。
- クライアントとのやり取り: プロジェクトの進捗報告や要望のヒアリングなどで役立つ顧客対応力。
- ドキュメンテーション: 技術的な内容を分かりやすく文書化するスキル。
問題解決能力
接客業では、顧客の要望や問題に迅速に対応することが求められます。この経験はエンジニアリングにおいても同様に重要です。例えば、バグの修正や機能追加など、迅速かつ的確に対応することが求められます。
タイムマネジメント
接客業で培ったタイムマネジメント能力は、プロジェクト管理やタスクの優先順位付けにおいて非常に役立ちます。限られた時間内で効率よく作業を進めるスキルは、エンジニアリングでも重要です。
4. エンジニア転職 はじめの頃
最初の3か月間
最初の3か月間は座学で勉強をします。基本的なプログラミングスキルや業務知識を身につける期間です。この期間中は、以下のようなことに取り組みました:
- パソコン・Webの基礎基本:Webの仕組みやパソコンの通信の仕組みについて学びました。
- プログラミングの基礎: プログラミング言語の基本的な構文やデータ構造について学びました。
- ツールの使い方: eclipseやVSCodeなどの開発ツールの基本的な使い方を習得。
- チーム開発の基礎: チームでの開発フローやコミュニケーション方法について学びました。
- テストの基礎:テストの基本について学びました。
3~6ヵ月
画面の修正作業やテスト業務を任されるようになります。
実際のプロジェクトに少しずつ参加し、経験を積む段階です。具体的には以下のような業務に携わりました:
- バグ修正: 既存のコードに対してバグを修正する作業。
- テストケース作成: プログラムが正しく動作するかを確認するためのテストケースを作成。
- コードレビュー: 他のメンバーが書いたコードをレビューし、改善点を指摘。
- 機能の追加:既に使われているプログラムに機能を追加する作業。
苦労したこと
専門用語が多いため、はじめのうちは、先輩の話している内容をほとんど理解できませんでした。
しかし、未経験で始めた人は、みんな思っていたことなので気にしなくても大丈夫です。3か月ぐらいすると理解できてくるので問題ありません。
また、以下のような方法で克服しました:
- メモを取る: 聞き慣れない用語や概念をメモに取り、後で調べる。
- 先輩に質問: 分からないことがあれば積極的に先輩に質問する。
- 追加学習: 自宅での学習時間を確保し、復習や追加の学習を行う。
成長を実感する瞬間
エンジニアとしての成長を実感する瞬間は多くあります。
例えば、初めて自分で作成したコードが無事に動作した時や、難しいバグを解決できた時などです。これらの成功体験は、さらなる学習意欲を駆り立てます。
5. 転職を成功させるための具体的なステップ
未経験からエンジニアに転職するためには、以下のステップを踏むことが重要です。
ステップ1: 自分が何に興味があるか考えてみる
エンジニアリングには多くの分野があり、自分がどの分野に興味があるかを明確にすることが重要です。以下のような分野があります:
- WEBサイトやホームページ: フロントエンドやバックエンドの開発。
- ゲームアプリ: ゲーム開発の基礎から高度な技術まで学ぶことができます。
- スマホアプリ: iOSやAndroid向けのアプリ開発。
- AI: 機械学習やデータサイエンスに関する技術。
- VR: 仮想現実の開発技術。
- スマート家電: 家電製品のスマート化に関する技術。
ステップ2: 気になるエンジニア検索
人気のエンジニアやインフルエンサーをフォローすることで、最新のトレンドや実際の業務内容を知ることができます。以下の方法で情報を収集しました:
- Twitter: 技術系のインフルエンサーをフォロー。
- YouTube: エンジニアが解説するチュートリアル動画を視聴。
- ブログ: 技術ブログを定期的にチェック。
ステップ3: オンラインスクールの説明会を受けてみる
オンラインスクールの説明会を受けることで、わからない事を直接聞くことができ、未経験者の方にはおすすめです。
- テックキャンプ: 未経験者向けのプログラミングスクール。
- DMM WEBCAMP: 実践的なカリキュラムが特徴のスクール。
- CodeCamp: マンツーマン指導が魅力のスクール。
ステップ4: 求人検索
実際に求人内容を見ることで、企業が何を求めているか知ることができます。以下のサイトを利用しました:
- リクナビNEXT: 日本最大級の求人情報サイト。
- マイナビ転職: 業界ごとの求人情報が豊富。
- Indeed: 様々な求人情報を一括で検索可能。
ステップ5: 履歴書の準備
エンジニアとしてのスキルを示すために、履歴書をしっかりと準備しました。以下のポイントに注意しました:
- スキルセット: 具体的な技術やツール、プログラミング言語を明記。自分で取り組んだ課題の詳細を記載。
- 成果: 学習やプロジェクトを通じて得た成果や学びを強調。
ステップ6: ネットワーキング
ネットワーキングは転職活動において非常に重要です。業界のイベントや勉強会に参加することで、新たな出会いや情報を得ることができます。
- Meetup: 技術者向けのイベントや勉強会を検索し参加。
- LinkedIn: プロフェッショナルなネットワーキングサイトで、業界のプロフェッショナルとつながる。
- GitHub: 自分のプロジェクトを公開し、他のエンジニアとコラボレーション。
ステップ7: 忍耐と継続
転職活動は一朝一夕で成功するものではありません。忍耐強く、継続して学び続けることが重要です。失敗や挫折も学びの一部と捉え、前向きに取り組むことが成功への鍵です。
6. 未経験エンジニアにおすすめの言語!
未経験からエンジニアを目指す場合、以下のプログラミング言語を学ぶことをおすすめします:
Java
- エンジニアの基礎になる考え方が学べる: Javaはオブジェクト指向プログラミングの基礎を学ぶのに最適です。
- 業界で広く使われている: Javaは企業のシステム開発や大規模なアプリケーション開発で広く使われています。
- 文法が比較的シンプル: Javaは他の多くの言語とも共通点があります。そのため、Javaを学んだ後に他の言語に移行しやすいというメリットがあります。
Python
- シンプルで読みやすい: Pythonは文法がシンプルで、初心者でも学びやすい言語です。
- 幅広い用途: Web開発、データ分析、機械学習、AIなど多岐にわたる分野で使われています。
- 豊富なライブラリ: Pythonには豊富なライブラリがあり、さまざまなプロジェクトに応用できます。
JavaScript
- フロントエンド開発の基本: WebサイトやWebアプリケーションの開発に必須の言語です。
- 即時フィードバック: コードを書いてすぐにブラウザで動作を確認できるため、学習のモチベーションが保ちやすいです。
- 豊富なフレームワーク: React、Angular、Vue.jsなどの人気フレームワークが多数あります。
Ruby
- 簡潔な文法: Rubyは初心者にも優しい簡潔な文法が特徴です。
- Ruby on Rails: フレームワークが充実しており、Webアプリケーションの開発が容易です。
- コミュニティのサポート: オンラインコミュニティが活発で、学習リソースも豊富です。
7. 採用担当者が語る未経験者採用のポイント
実際の採用担当者の声を紹介します。以下の点が重視されます:
何かを頑張った、やりとげた経験
未経験者でも、何かに真剣に取り組んだ経験があることは大きなアドバンテージです。例えば、以下のような経験が評価されます:
- プロジェクトの完遂: 自分で取り組んだプログラミングプロジェクトの完遂。
- 学習の継続: 独学でのプログラミング学習を継続した経験。
- チーム活動: 学生時代や前職でのチーム活動やリーダーシップ経験。
資格を取得しているか
「未経験者であれば資格を取得しているかどうかも採用の基準になる」と採用担当者から聞きました。採用担当者からみた、未経験で資格を取得している人のイメージ:
- 一定の知識がある
- 自分で勉強をすることができる人
- やる気もある人
以下の資格が特に評価されます:
- 基本情報技術者試験: ITの基礎知識を証明する資格。
- 応用情報技術者試験: より高度なIT知識を証明する資格。
- AWS認定ソリューションアーキテクト: クラウドコンピューティングの知識を証明する資格。
ポートフォリオの重要性
実際のプロジェクトや作品をまとめたポートフォリオは、未経験者が自分のスキルをアピールするための強力なツールです。以下のポイントに注意して作成しましょう:
- プロジェクトの選定: 学習した技術やツールを活用したプロジェクトを選び、詳細に記載。
- 成果の可視化: 実際に動作するデモや、GitHubのリポジトリへのリンクを掲載。
- 見やすさ: 見やすく整理されたデザインと、明確な説明が重要です。
面接でのアピールポイント
面接では、技術的なスキルだけでなく、以下の点をアピールすることが重要です:
- 学習意欲: 未経験からでも積極的に学び続ける姿勢を示す。
- チームワーク: チームでのコミュニケーションや協力の経験をアピール。
- 問題解決能力: 過去の経験やプロジェクトで直面した問題をどのように解決したかを具体的に説明。
最後に
エンジニアへの転職は可能です!まずは一歩目を踏み出してみましょう。未経験からの挑戦には不安や壁もありますが、目標を明確にし、計画的に行動することで必ず成功へと繋がります。この記事が少しでも役に立てば幸いです。転職活動の成功をお祈りしています。